おはんこ日記

映画の感想など

お久しぶりです(ゲームと読書)

お久しぶりです。

すっかり読書から遠ざかっていました。
マインクラフトにハマってしまって…

今はネザー要塞攻略に向けて、ダイヤ装備にエンチャントをしている日々…
村人ガチャをしたり、ガチャで引いたエンチャント本を手に入れるためエメラルドを集めたり、経験値を集めたり…
地味な作業で時間がどんどん吸われます。

息子と一緒の世界でやっているけど、息子はすぐふざけて死んでしまうから(私も付き合わされて死んでしまうから)、経験値が貯まらない。エンチャントが思うようにできない。

エンチャントはほどほどに、えいやあ!と行ってしまっても良いのかもしれない…きりがない。

 

そんな理由で、読書から遠ざかっていた私。

ずっと読みたいと思っていた『推し、燃ゆ』図書館の予約の順番が来て、読んだのが昨年最後の読書。

タイトル通り、推しがやらかして燃えた、という話。
主人公の推しは元々グループで人気一番だった(けど転落した)、という部分を読んだときに「人気一番だったらまだ良いよね。人気そこまでないのにやらかしたらもっとボコボコだったよね」と思ってしまった。

私も推しがやらかして燃えた(?)経験があるので、当時味わったドロドロした気持ちを思い出しながら読んだ。
同じことをしても人気や好感度で世間の反応は全然違うということを思い知った。
(私のことはどうでも良いか)

主人公は推しのおかげでなんとか生活できている(というか生活できていない?)危うい人で、大変なことになってしまうんだけど、それでも自分と推しとの関係性を見つめ直して立て直そうとする。

推しが人生の支えになる今の時代を描いていて、やっぱりすごい作品だ。

 

今年に入ってからはほとんど本を読んでいなかった。

 

自己啓発本が読みたくて、これは読んだ。

優秀な人だけでなく、私みたいな、毎日超低空飛行の人にも参考になることが多かった。
読むだけでなく実行しないと意味ないけど…

 

今読んでいるのは、これ。

アルタイの片隅で

アルタイの片隅で

  • 作者:李娟
  • インターブックス
Amazon

中国の遊牧民族の著者が移動しながら雑貨店を営んでいた思い出を語る本。

語り方のおかげかどこかホッとする読み心地。
外国の知らない生活を知るのは面白い。

 

やっぱり、本を読まないと(最近の私はテレビも映画もマンガもほとんど摂取しないので)世界が狭くなる気がする。

ゲームも楽しみながら、読書もしていきたい。

11月に読んだ本。

11月に読んだ本。3冊読んだ。

 

①『極限の思想 ハイデガー 世界内存在を生きる』高井ゆと里

この本を読んだきっかけはポジティブなものではない。

私の好きな作家、笙野頼子の『笙野頼子 発禁小説集』でこの著者が取りあげられていたから読んだ。

差別に対して敏感な感覚を持つはずのこの著者がどういう風にハイデガーナチスに協力したことを取り上げているのだろう?と興味を持って読んだ。
それが、結構冷淡な記述の仕方(日本の研究者が気にすべきことは他にある、みたいな)だったので驚いてしまった(参考文献は提示していたけど)
気にすべき点が他にあるにしても、ハイデガーナチスに協力したことについては事実なんだからもう少し気にした方が……って思ってしまった。

それより、私が、はあ?ってなったのは、p30の「存在」を定義することの難しさについて書かれた部分。

「存在」と対比する、定義することができる言葉として「人間」が挙げられている。
そこで例として「人間とは、言葉を持った動物である」と定義できるとしている。

「例えば、「人間」は「動物」というより大きな類の中の一つの主である。そして、人間は言語を用いる点で他の動物とは異なっており、それが人間を人間にしている本質的な特徴である、と仮に考えたとしよう」と仮定の話をしている。

仮定の話じゃないか、と思うかもしれないけど、よりによってそれを例えにするのか……と思ってしまった。
「人間とは、言葉を持った動物である」と言って、言葉を持つ、持たないで人間と動物を分けてしまえば、言葉を持たない人間は人間ではない、みたいに言えてしまうじゃないか、と思う。

障害者施設で「言葉をしゃべるか、しゃべらないか」で殺すか殺さないかを判断されて障害者が殺された事件が実際にあったのに、「言葉を持たない人間は人間じゃない」といった偏見が現代でも人々の心の中に実際にあるのに、なぜこの例えを用いたのか、ちょっと信じられない。

「人間とは、言葉を持った動物である」というのは、ものすごく扱いに注意しないといけない文だと思う。他の例を出せば済む場面でわざわざ出した意味が分からない。

私が過敏なのかもしれないけど、笙野頼子を糾弾する立場にあるほどに差別に敏感な著者なのだから、差別を助長しかねないことを例として挙げるのがよくわからない、と思ってしまった。

この著者は自分が想像できる差別には敏感だけど、他のことにはそこまでではないのかもしれない……だから、ハイデガーナチスに協力したことにも冷淡なのかもしれない。

 

②『テスカトリポカ』佐藤究

第165回直木賞受賞作。

メキシコの麻薬カルテルのトップのバルミロ・カサソラ、メキシコ出身の母親と川崎のヤクザの父親から生まれたコシモの2人の視点で主に語られる。

特にバルミロ…メキシコの麻薬カルテルのトップの話なんて共感のしようもないと思ってしまうが、アステカ神話に基づく独特の思想を持っていて、それが丁寧に語られるから、いつのまにか物語に引き込まれていく…

バルミロ・カサソラはあくまでトップに返り咲くこと、復讐することを目的にしているから、残虐なことも平気でする。

残虐シーンは多いが、怖がりの私でもなんとか読めたのは、あくまで物語として必要だからあるという作者の姿勢が見えるからだと思う。
ホラー小説みたいにわざと怖がらせるのが目的で書かれた小説とは書き方が違うと思う。ホラーの書き方がダメというわけではなく、単に私が読めないと言うだけ。

アステカ神話といえば、昔歴史マンガを読んだとき「アステカでは生け贄は生きたまま心臓をえぐり出されたが、生け贄は神に自分の心臓を捧げられるのを喜んだ」みたいな描写があったのを思い出すが…
実際は生け贄を確保するために戦争していたくらいなんだから、生け贄になりたい人は少なく、無理矢理生け贄にされた人も多かったんだろうな。

話としては、バルミロ・カサソラはじめ目的のために容赦なく悪事に突き進む男たちがいて、そこに圧倒的な力を持つ土方コシモが絡むんだけど…
最後、一気に展開して私も一気に読んだ。でも、コシモが思ったよりも跳ねなかった印象がある。少しモヤモヤ感はある。

それでも、メキシコの麻薬カルテルというあまり馴染みのない世界、暴力や残虐描写もある、長い小説なのを一気に読ませる、力強い作品だった。

 

③『ブラックボックス』砂川文次

第166回芥川賞受賞作。

いきなり自転車便メッセンジャーの仕事中の描写から始まる。
読みにくい…と思ったが、少しずつ主人公の置かれた状況が分かってきて引き込まれた。

だんだん主人公は結構…いや相当にヤバい人間であることが判明する。
税務署職員に暴力を振るって刑務所に入る。

 

もう言っちゃうけど、最初の感想が翻って、私にとっては最近の芥川賞受賞作(そんなに読んでないけど)の中では一番良かった。
同じ芥川賞受賞作の遠野遥『破局』のコピー「私を阻むものは、私自身にほかならない」という一文を思い出す。共通するものがある。

自分が自分であるが故に壁に囲まれてしまう。どこから間違っていたのかも分からないが逃げ道がない。誰のせいにもできない閉塞感に苦しめられてしまう。
そういうどうしようもなさがよく描かれていると思う。

激しい暴力を振るうという点で全然共感できないんだけど、実際そういう人間でないと分からないこともあるだろうし、そういう人間だからこその苦しみもあるだろうし……

めちゃくちゃ文章が上手い、とかではないんだけど、読みたいことが読みたいように書かれている小説だったので、満足しました。

 

感想書くのに時間がかかってしまったけど、書けて良かった。

 

 

10月に読んだ本。

10月は3冊読んだ。

 

①『血を分けた子ども』オクテイヴィア・E・バトラー

SF短編集(エッセイもある)

表題作は、異種の生物と共生している…共生せざるを得ない社会で、男性が異生物によって卵を産み付けられて「出産」させられるという話。
悲惨さはあるけど、甘美さもある。追い詰められてはいるけど、それだけではない感情もあって…

他にも追い詰められた状況で、選択に迫られる人類について書かれた作品がいくつかある。冷徹な視線を感じる。
(あんまり言うべきではないけど、黒人女性作家でありながら名を上げてきたという立場だからこその冷たさというのもある気がする…)

②『おいしいごはんが食べられますように』高瀬隼子

第167回芥川賞受賞作。

芦川さんという、しんどい仕事や残業などをしなくても許されている社員がいて、それに対して反感を持つ押尾さんと、芦川さんと恋愛関係にありながらも押尾さんとも親しくする二谷さん。
芦川さんは他の人と同じように仕事をしない代わりに、いろいろなお菓子を作って持って来るようになり…

今の社会を表しているということだったけど、私が今は仕事していないからか、あまり現実感を感じなかった(私の問題?)
芦川さん、お菓子作りがめちゃくちゃ本格的なので、他の人が仕事するのと同じくらいの時間掛けているんでは…とか思ってしまう。二谷さんと押尾さん以外の従業員が皆芦川さんの味方なのも結構すごい(中年が毎日お菓子食べたら体に悪いと私は思うが、皆気にしていない)

職場というのは相性だから、その職場では二谷さんや押尾さんよりも、芦川さんが持っているもの、生み出しているものの方が求められていて、それが評価されているだけなのでは…と思う。弱いからとかではなく。そもそも正社員で何年も働けているだけで十分強い人間だと思う。そこにいられないレベルで弱い人間はたくさんいる。
どんな場も、いることができる人間と、いられない人間がいる。いる人はいられるように自分の価値を示すけど、それが認められなかった人間は去って行くというだけの話。

とはいえ、押尾の言い分は分かる。でも、二谷は分からんというか分かりたくない。不誠実。

これだけ語りたくなるから良い作品なんだろうけど…芥川賞としてはどうなんだろう…軽すぎる(文体の問題ではなく)と思ってしまうけど、多くの人の共感を集めるような作品になっているから良いのかな。
(私は正直、芥川賞は「共感なんかいらないぜ!」みたいな作品が受賞して欲しいけど、そんな作品は売れないだろうし…)

 

③『人新世の資本論』斎藤幸平

 

ずっと読みたかった本。

この本で焦点を当てられているのは環境問題(気候変動)。
マルクスって昔の人のイメージなのに、当時から環境問題に関心を寄せていたのが意外。
気候変動についてもそうだし、結論として書かれている「脱成長」も、そういえばニュースでよく見たり聞いたりするぞ、と思う。
読了後すぐ、新聞で宮古島のワーカーズコープの記事を見たし……(この本では資本主義で成長を追い求める会社に対して、「脱成長」を叶える方法としてのワーカーズコープが例として出されている)
今の時代の流れがこの本に書かれているんだなぁ、と思う。

最後の著者の主張がアツくて、簡単なことではないと思うけど、少しずつ今の社会が変わっていけたら良いな、と思った。

 

10月も3冊読めて良かった。

マインクラフトをしている3(村が滅び、世界も滅びた)

前回の続き。

ohaginoanko.hateblo.jp

このときは村人との取引に無邪気に喜んでいたけど、結局その村もなくなってしまった。

子供がピリジャーの前哨基地を攻撃して襲撃を体験したい、と言うので、一緒に旗持ちピリジャーを倒して村に入ったら…力及ばず村人全員死亡という惨事に…

さらに、自分もピリジャーに襲われて死ぬ…という瞬間に子供が衝動的にゲームをやめてしまったので負担がかかってしまったのか、セーブデータ自体開けられなくなってしまった。
3ヶ月ほど慣れ親しんだ世界を失った喪失感を味わった。

 

結局、新しい世界を作ってプレイしている。
最初にスポーンされた位置から山越えすると、海辺の村があったのでそこに定住した。

しかし、洞窟が近くに沢山あって、そこからモンスターが何度も出てきてしまったのと、ピリジャー好きの子供がまた襲撃イベントを起こしたせいで、また村は無人になってしまった…

初めて3ヶ月くらいになるのに、驚くほどの低レベルなプレイ。
下手くそなのに洞窟探検が好きでよく出かける。
あるときは山の下の大きな洞窟に滝があって、そこから滑り落ちたら、深いところまで落ちた。
黒に緑の光がチカチカした場所で、きれいだなー、でも音が怖いなー、たいまつあっても真っ暗だし…とウロウロしていたら、謎の敵が突然現れてすぐ殺されてしまった。
そこで知ったウォーデンという敵…もう出会いたくない。
とにかく、早くダイアモンドが欲しい。
前のワールドでは持っていたのに、今はまだ鉄装備しかない。

 

低レベルながらマインクラフトは楽しく、YouTubeも見ている。
ヒカキンがやっているヒカクラ2はやっぱり面白いなー。

ウォーデンと戦う回の、ウォーデンに何度倒されても立ち向かう姿には感動した。
私も洞窟の前にベッドを置いて、死んでも持ち物を取り戻して何度も続けることを覚えた。
今は、洞窟の近くの森に家を建てて、洞窟探検を楽しみたいという夢がある。
森は突然モンスターが出てくるからビビるけど、勇気を持ちたい。

 

9月に読んだ本。

もう9月から離れすぎてしまった…読んだ本を紹介する。

9月は3冊読んだんだけど、そのうち2冊は働き方の本というか起業の本で…
なぜそうなったかというと、夫が仕事に悩んでいて、もし仕事をやめたらどういうやり方があるのだろう?と考えていて自営業になりたい人が読む本を読んでいた。
その姿を見て、私も読んだ方が良いかなと思った。どういう本を読めば良いのか分からなかったけど、タイトルから惹かれるものを選んだ。

 

①『しょぼい起業で生きていく』えらいてんちょう

②『バイトやめる学校』山下陽光

どちらも緩い雰囲気のものを選んだのは、あまりやる気がない私の心情を表している、といえる。
2冊とも、会社員やバイトをやめて、自分が嫌じゃないこと、できることをやっていく、という生き方を示した本。

読んだら…参考になる部分がなかったわけではないけど、やはり私には難しいなと思うことが多かった。
自分らしく生きると言うことは、自分らしく生きることやそれに付随するものにお金を出してくれる人がいないと成り立たない。
上記の2冊の本の著者は2人ともお金を出したくなる人、協力したくなる人が現れるような人柄やある種の能力があるんだろう、と思った。
私にはそんな人柄や能力はない…かといって会社員やバイトが向いているわけではないというどうしようもないダメ人間である私、というのを再確認しただけとなった。

 

3冊目はKindleで。

③『真のリベラルを取り戻せ オルテガ 大衆の反逆』中島岳志

電車に乗っているときとかにスマホで気軽に読書できるのがKindleの良いところ。
あまり難しい本や世界観に没入させる本は読みにくい。その点、100分で名著シリーズは読みやすい。

この本を読んだきっかけは加藤智大死刑囚の死刑が執行されたときに著者の中島氏がインタビューを受けているのを見たから。

声の大きい人、多数派の意見が通り、少数派は置いてかれてすべてが決められていく今の政治はどうなのだろうか?と思う。制度としては問題ないだろうけど、取り残される人は絶対に発生する。

国がすべてをフォローできるわけではないので、著者が言うように新しい共同体が必要だと思う。
昔ながらの共同体は嫌だと思った人たちが抜け出してしまったから、共同体の力 がなくなり、国に頼るしかなくなってしまう。
そうではなくて、民主主義が成り立つには新しい共同体、国よりも小さな組織が必要なのだろう。
とはいえ、いくら昔の共同体の悪い部分を取り除こうとしても、複数の人が集まって活動する限り、煩わしい部分は出てくる気もするけど…とくにコロナ下で人と関わらなくて済む気楽さを実感してしまった後では…でも、考える価値はある、と思った。

 

9月の読書はこういう3冊だった。

マインクラフトをしている2

マインクラフトをしている。

前の記事では、村の家を壊していたらウィッチに襲われたという話をした。

ohaginoanko.hateblo.jp

もともと拠点にしていた家の近くにあった村での出来事だったんだけど、ウィッチのせいなのか、そもそも夜中にうろついていたので他のモンスターのせいなのか、村が無人になってしまった。

しばらくは農業や洞窟探しをしていたけど…やっぱり寂しくて、村探しをした。

 

時間はかかったが、村を見つけた。
その村は前の村よりも大きくて、近くに海もあるし、山もあるし(木材が入手できる)、洞窟もあって楽しい。

村人がいなくて寂しかったので、村人を増やそうとご飯あげたり、ベッド作ったり…
農業にも精が出る。他人(?)のために頑張りたいという気持ちが私にもあったらしい。

しかし、そうすると、増えすぎてしまい…夜になっても寝ない村人がたくさんいる。
かと思えば、床に寝ていたりする。家畜用のはずの柵の中にもたくさんの村人がいるという謎の状況に…

しかも、取引ができない…なんで?と思ったら、職業が必要らしい。
(知らなかった)
職業につかせるための道具も作って設置した。

 

村人と取引するのは楽しい。エメラルドをはじめてもらったときはめっちゃ嬉しかった。
村人と取引するために石炭を取りに行ったり、牛を殺して革をとったり…
一人のときよりもやること多くて楽しい。

一人でも建築とかで楽しめる人もいるけど、私はあんまり興味ない。
村人作の立派なおうちの隣で、シンプルすぎる家を建てて住んでいる。

しばらくは村人との取引を楽しみたい。

 

私のだめなところは、木材とか石を採っているときに夜になってしまって、モンスターが出たときにびびりすぎること。
まあ、死んじゃうんだけど…間に合ったら穴掘って自分を埋めてしまう。動けない。

子供は自分がベッドのところにいても「助けに行ってあげるよ!」といって助けに来てくれる。モンスターにもひるまずに倒す。
倒せずに死んでしまうこともあるけど…

勇気って大切やなって思う。
私もゲームの中で勇気を養いたい。夜中に暗闇の中を踏み出す勇気を持ちたい。

 

 

8月に読んだ本。

今更だけど、9月は本を3冊読んだ。

 

①『N/A』年森瑛

若い!…今を切り取ったという言葉がふさわしい小説。
今の若者のこと全然知らなかったな、という何ともいえない敗北感。
文章も良くて、目を引く表現が結構あった。
最後は…そんなに簡単に分かり合える(基本は分かり合えていないとはいえ、部分的にも)のかな?と思ってしまったりしたけど、読後感は良い。

 

②『School girl』九段理江

ちょっと合わなかった。
表題作が親と娘との「シスターフッド」を表現していると雑誌で読んだ気がするけど、私にはわからなかった…
母親の浮気シーンがなんかすごかった。

 

③『政治学者、PTA会長になる』岡田憲治

 

タイトルそのままの経験談

そもそも息子のサッカークラブで「ぜひPTA会長に!」と他の保護者から推薦される人間性がすごいな…と思う。

筆者が政治学者だからというか中年男性だから上手くいっている部分もあるし、筆者もそこは分かっているだろう。
でも、やっぱりそれだけではなくて、行動力がすごいし、そこにはちゃんと理論がある。とはいえ、全員が賛同するわけではないんだけど、そういう人を敵扱いするわけではなく、ちゃんと対立する意見も聞いている。
たしかに「ぜひPTA会長に!」となるのは分かる。

コロナで休校になったことが、小学校に通う子供やその保護者に与えた影響の大きさにも気づかされる。
PTA未経験だけど、PTAの仕組みのようなものが分かった気になる。
関わる人によってだいぶん変わるんだな。