おはんこ日記

映画の感想など

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホームを見た

久しぶりに映画DVDを見た。

 

実際、映画を見たのが2年ぶりくらい。
近所のTSUTAYAが閉店してしまい、それから映画を見ることがなくなってしまった。

 

Amazonプライムに入っているのだから見られるはずなのだけど、これが見たい!というものが入っていないことが多い…
スマホとかゲームとかで自分を甘やかしてしまっているから、これが見たい!という作品でないと見る根性がないのだった。

 

レンタルしようと思ってみると、視聴を始めたら48時間以内に見終わらないといけないと書いてあったりする。
もっとのんびりマイペースに見たいんだけどなー。

 

…結局、TSUTAYAディスカスに登録した。
来たのを放置して2ヶ月以上…
もったいないんだけど、それくらいマイペースじゃないと見れない位の根性なしなので、仕方ない。
2ヶ月経って、やっと開封。見始める。

 

昔は俳優が喋っている声が聞きたいから絶対字幕派だったんだけど、画面をずっと見なくて済む吹き替えで見る。さらに日本語字幕もつけている。

ずっと座ってみているわけではなく、洗濯物を畳んだり、洗い物をしたりもして(見ながらだとはかどるなー、とか思いながら)中断も何度もして見る。
そういう意識の低いやり方で、なんとか見た。

 

ずっと見たかったスパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム。

 

前作も見たけど忘れていて、そういえばピーター大ピンチやったんやな、と見ながら思う。

その大ピンチ回避のためにドクター・ストレンジを頼ったら、時空がおかしくなって、別の世界から昔のシリーズのヴィランたちがやって来る。
さらに、昔のシリーズのスパイダーマンたちもやってきて…という話。

 

見たかった人がいなかったので寂しい気持ちもあったけど、(2人のハリーとかスパイダーマン3のエディ・ブロックとか)言及はされていたので良かった。
出ていない人たちもそれぞれのピーターの生きている世界で生きている・生きていたということが伝わってきて、ピーターの心に影を残していることが分かった。

出ていた人たちももちろん良かった。
中でもやっぱりウィレム・デフォー演じるグリーン・ゴブリンは存在感がある。
こんな良い表情が出せる人ってなかなかおらんで、と思う。

 

トビー・マグワイア版はまだ救いのある終わり方だったけど、アンドリュー・ガーフィールド版のアメージングの方は救いがなかったし、中途半端なところで終わってしまって散々だった印象がある。
でも、今回はグウェンを守れなかった後悔を乗り越えるような場面があった。
私のアメスパ2を見て残っていたモヤモヤも多少晴れた。

 

友達に囲まれて楽しい高校生活を送っていた、主人公ピーターも、今回はかなり辛く、厳しい経験をする。
でも、2人のピーターがいてくれたからそこまで悲壮感はない。やっぱり孤独が辛さを強くするし、逆に仲間は辛さを半減してくれるんだなぁ…

 

そういえば戦いシーンあんまり印象に残らなかったかも…って思ったけど、今回は倒すことじゃなくて、ダークな要素に心身を乗っ取られたヴィランたちを元に戻すというのが目的だったから、いつもの戦いとはひと味違ったんだな、って思った。
「治療」するスパイダーマンもそれはそれで新鮮だったな。

前の2シリーズほど入れこんで見れなかったけど、今回のシリーズのスパイダーマンも最後はスパイダーマンらしさに溢れていた。
辛くてもスパイダーマンであることを選び続けることが、スパイダーマンの格好良さなんだな、って思った。

映画を見るのは好きだな、って改めて思った。
かなり不真面目な見方だったから見落としたところもあったと思うけど、それでも見ないよりは見たい。

 

次はバットマンを見る!!!