読書好きな私と違って、全く読書が好きではない子供。
電車が大好きだけど、電車の本ですら読みたがらない。
国語力が低いから読書が苦手なのか、読書が苦手だから国語力が低いのか…
国語力を付けるために一緒に読書すると良いと言われたので、そうしてみることにした。
①おしりたんてい
まずはおすすめされたおしりたんていシリーズを読んだ。
楽しい仕掛けが沢山あるが、正直うちの子にはまだレベルが高かった…
②小学校1~2年生用の本(童話)
図書館で、小学校1~2年生用のラベルが貼ってあった本を選んでみた。
(1)やまねこのこんにちは
(2)はるかちゃんが、手を上げた
(3)のんちゃんとモンシロチョウ
(4)二年二組のたからばこ
(2)〜(4)は童話と名乗っている。
(1)も名乗ってはいないけど、教訓があり、童話っぽいかもしれない。
私が小学生の頃はとにかく物語が嫌いで、学習漫画ばかり読んでいた。科学系の知識やことわざをそれで覚えた。
大きくなって物語(小説)も読むようになったけど、子供の頃と違って教訓がないもの、童話要素がないものが多いから大丈夫になった気がする。
子供は私と違って童話は苦手ではないようだ。
読むの自体は苦手なので、少し自分で音読した後、私が読み聞かせている。
(2)〜(4)は学校が舞台の話なんだけど、全部に特性がある子供が出てくる(忘れ物が多い子や喋らない、喋れない子)
その子が無理やり他の子と同じになるように頑張らされたり、逆に周りの子がその子に優しくするように無理して頑張ったりするわけでもない。そういう自然さが良いと思った。
③わかったさん
絵の割合や字の大きさを見て読みやすそうだったから借りた。
初めて読んだけど、わかったさんが不思議な世界に攫われて、いろいろやっているうちにプリンが作れるようになっている。
不思議な世界に行くのが唐突過ぎないか?と思ったけど、子供はわりと順応して楽しんでいた。
④けんた・うさぎ
子供が一番気に入っていた様子だった本。
中川李枝子さんが亡くなったニュースを見て借りてみた。
けんた・うさぎが子供らしい子供うさぎで、うちの子も共感できたようだ。
今は教科書に載っている、アーノルド・ローベルのがまくんとかえるくんシリーズを読んでいる。
教科書に載ってる話の中でも好みのようだ。
うちの子は読書は苦手だけど、YouTube(いろいろ。鈴木メトロやたくあんTVなど)アニメ(パウ・パトロールやきかんしゃトーマス)で物語にはわりと触れているし、好きだから、私とは好みが全然違うな、と思う。
子供は本屋や図書館を行くのが大嫌いなので、代わりに私が図書館で借りてくるのだけど、当たると嬉しい。
いつまで一緒に読書してくれるんだろう?という寂しさはある。
一人で読めるようになるのが一番なんだけど、それまで一緒に読むことを楽しみたい。